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母が乳がんと診断されて

今から約20年前の私が中学3年生の時、母が乳がんになりました。当時私は高校受験を控えていました。ある日の夜、母が「お母さん、ガンって言われた。悪い顔したガンだって。でも頑張るから。」と言ってきました。その時の私は、ガンがどういうものなのかよく知りませんでしたが、とても悲しくて「死なないで」と願うだけでした。後で知った事ですが、母はステージ3でした。
母が手術して入院している間、同居していた祖母と一緒に夕ご飯を作っていました。祖母は、いつも焼きそばかカレーでした。父は家事を全くしない人だったので、私が何か違うものを作らなければと思っていました。私は料理と言っても家庭科の実習でしかしたことが無かったので、作れるのはスパゲティやレトルトに少し手を加えただけの簡単なものでした。こんなものしか作れない、食べられないと悲しかった記憶があります。受験勉強もあり、塾にも通っていましたが、宿題をするのも精一杯で塾に通うのが辛かったです。母の病気の事は言ってはいけない気がして、誰にも話さず一人で考えていたのも苦しかったです。
幸いにも母は現在も再発することなく元気にしています。ガンの治療で有名な病院にかかり、信頼できる医師に出会えたことも良かったと思います。退院後は、体に良いとされる高麗人参のペースト状のものをお湯に溶かして何年も毎日摂取していました。母はガンになる前よりも健康に対して敏感になり、体に良いとされるものは積極的に摂取するようになりました。家族も改めて健康の大切さを感じ、積極的に健康診断を受けるようになりました。